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工場ひさし防錆塗装

錆の部分の除去を効率化する

開発メーカーアルバー工業 防錆塗料の開発の基本スタンスをお客様にご説明することから始まりました。

平成元年  国産初の防食用水中塗料を開発
                         横浜港本牧で施工防触用

平成2年     国産初の弾性エポキシ樹脂を開発
                         同時に用途開発も開始

開発の歴史は水中における防錆塗料CCP-117(2液性防錆剤)として、30年近くお客様のご要望・用途に合わせて過酷な用途に対応した出荷を続けてきました。

一般的に防錆対策にメッキ加工などを施すか、徹底したケレン作業(錆の除去作業)などを行っていました。

高度成長期には大量の鋼材が使われ、半世紀を迎えた迎えた今。錆の劣化によるメンテナンスが集中して起こっています。

鋼材を中心とした錆に、塗装業界では労力のいるケレン作業を繰り返し、一定のサイクルで雨水の侵入などで錆が浮き出てメンテナンスを繰り返しています。

鉄塔、歩道橋、鉄橋、建築物、鉄柱、ガード、塩害地域などあらゆるところで錆の発生によって採用され、塗布メンテナンスを繰り返しています。

ひさしの支柱のみ塗布

第一期工事 鉄で組み合わされた支柱の錆が醜く危険状態に達しているので塗布し長期維持をはかりました。

第二期工事 屋根の折半部分は先に延ばしました。

錆がまわってきているのでそう遠くない時期に塗布することにしました。

作業短縮と長寿命が特徴

高度成長期に大量に造られた構造物は錆等の劣化で多くはメンテナンスの時期が迫っています。

低成長期であった平成期の維持管理を先延ばしした構造物は無数に存在します。更なる維持管理のために錆の除去作業によるメンテナンスが問われます。

防錆塗料CCP-117は錆の除去をしない(錆を活かす)発想と技術の融合から生まれた防錆塗料で、最大の特徴は作業の短縮と長寿命化を実現することです。

歴史の中で錆びたひさしの鉄骨

30年近い風雪に耐えてきた支柱に錆がまわり、放置すると危険な状況にありました。

爆裂した部分のみケレン除去

防錆塗料CCPでは爆裂した錆のみケレンで除去する作業で、一般的な徹底した錆の除去(ケレン・サンダー・やすり・ペパーなど)を駆使した錆の除去は必要ありません作業工程は大きく短縮されます。

錆を活かす防錆塗料のゆえんです。

時間・日数・人材の縮小で作業コスト削減して、且つ長寿命化が実現します。

CCP-117 防錆塗料塗布

一般的な塗料及び防錆塗料は一時的に被膜によって改善されますが、一定の期間において錆が浮き出てきます。故に徹底した錆の除去が必要になります。

CCPー117は「錆を活かす」と言う、錆びを取り込んで封印します。錆の原因の水や空気との接触を遮断します。

熱交換塗料 D42 グレーを塗布