キャッシュレス時代は加速する
近隣諸国がスマホ決済が進み、中国では多くの人が現金を持たない人が多く、日常の大半の決済はQRコードを使った決済が行われています。
中國は政府がキャッシュレス化を北京オリンピックに合わせて推進し、決済カードから近年はQRコード決済が進んでいる。
- スマートフォンファーストによる利便性向上の追求。 パソコン普及する前に、スマホが普及した背景があります。スマホは安い端末で多くの人に普及した。
- 現金が信用されていなかった。中国では取り締まっても偽物や不正取引が後を絶たず、偽札も流通して現金の信用がない。
- モバイル決済(QRコード)の導入は事業者にとっても簡単。日本のカード決済であれば、端末の導入や審査で、個人の露天商が導入するにはかなりハードルが高い。QRコード決済では「スマホ」とQRコードを印刷した紙」でできる。審査の必要もありません。
キャッシュレス時代は北京・ロンドンオリンピックで観光客などの決済に政府が積極的に取り組んだ経緯があります。
2020年東京オリンピックに向けて、急速に進化するシステムで、すでに観光客の多い大阪などでは中国からの観光客にアリペイなどが使える店が増えています。
ユーチューブ動画
ユーチューブ動画を見ながらキャッシュレス社会の現実を見ることが出来ます。
外国人観光客の増加の中で2020年に向けて決済社会が大きく変わります。
先日、ゴルフショップで現金(キャッシュカード)決済が出来ることがわかりました。
クレジットカードであればポイントがたまる。
日本の電子決済は限定した決済
スイカカードは1994年頃磁気カードとして8駅程度からスタートして、2000年頃にICカード化になって、今のスタイルが拡がっています。関西ではPiTaPaなどが使われています。
日本では各所で発行される決済カードをたくさん持って、それぞれで使用しています。
鉄道カードなどはチャージ料金を事前に入れておく必要があります。
日本はカード会社の決済を使用
日本ではまとまった買い物や、レジャー、飲食などに提携先のクレジットカードを利用します。
手数料は事業者負担となっています。
利用にはポイントをつけたりして利用拡大をはかっています。
しかし、スーパーなどでの買い物は一般的に現金で清算しています。
日本人は現金を持ってないと不安でなりません。
仮想通貨も投機と清算に!
ビットコインなど仮想通貨が沢山出てきて、決済する会社も増えています。一方で何百億円ネットで盗まれたなどのニュースを聞きます。
仮想通貨は通貨価格は投機の対象にもなって、“何億円儲かった“”などの話も報道されています。
私達は長年信頼してきた”日銀通貨”を使わない世界が広がってきています。
金融庁も決済会社の信頼性などにもメスを入れてきています。
低金利が続き、銀行も利益が上がらないことで、決済の手数料などがネックになってきています。
消費者も事業者も仕組みを学ぶ
銀行も大変な時期に来ています。銀行やコンビニにATMが普及し、銀行の窓口業務は口座開設や貸付業務に有利な投資業務などに変わってきています。
仮想通貨やLINEペイなどの銀行を通さないっ決済が増えると、大きな店舗を構えている銀行がますます厳しい時代になっていくのでは!
地方銀行などでは、独自の決済アプリを提供して銀行離れを食い止めようとします。
消費者も事業者も決済方法を学びながら、最良の方法を選択する知識も必要になります。