市営住宅団地に熱交換塗料
炭鉱の町として栄えた福岡県田川市の市営住宅
熱交換塗料のカタログやPR活動に田川市の市営住宅の掲載があります。開発初期の実績の乏しい中で施工を決断していただいた場所(建物)として今も検証結果を追い求めています。
公共施設への採用は厳しい制約があります。塗料の成分、JIS規格、耐久性、健康被害など沢山の障害を乗り越える必要があります。
防さび塗料の実績メーカーで地球温暖化に貢献できる塗料の開発を目指しました。開発された不思議な効果を発揮する塗料の採用はハードルの高い物でした。
しかし、14年過ぎた現在も初期の状態を維持して、次回の塗り替え時期を大幅に伸ばすことで大きなコスト削減に寄与できると確信しています。
2008年塗布4年後の検証画像
2011年塗布8年後の検証画像
2013年塗布10年後の検証画像
検証の継続を今後も続けてまいります。塗布後14年経過して検証できた効果!
熱交案塗料専用プライマーによって剥離などが見られず、チョーキング現象も起きていません。
塗料に付加している親水性(表面撥水)の効果によって汚れを雨水で自然に除去してキレイさを保っています。
塗料の汚れや劣化が見らなく、メンテナンス期間を大幅に延長することで大きなコスト削減につながります。
住民への負担も軽減されます。
熱交換塗料は部屋の温度低減に貢献しています。3~5度近い温度低減が実現し住む人に光熱費の低減と日常の温度環境改善によって快適な生活を送ることが出来ます。最上階の5階部分の屋根に塗布することで熱の低減は5階に住む人にさらに効果を発揮します。
団地の東・南・西面のココンクリート壁に日射によって保たれた熱は蓄熱され、夜になっても部屋の温度が下がりません。蓄熱する温度を熱交換塗料は常に熱交換運動(起電)が行われていち早く温度低減を図ります。
又、冬の北側の壁に室内との温度差によっておこる結露によるカビの発生が見られます。熱交換塗料はその寒暖差の調節も自然に行って効果を発揮します。