地球温暖化に配慮した新築公共ビル
東京都新宿区の行政の新築5階建て外壁に熱交案塗料
耐震未施設であった、老朽化した三栄町生涯学習館と新宿東清掃センターを解体し、両施設を一体的に整備することで、利用者及び地域住民の安全を確保するビルが計画されました。(新宿区広報資料)
2016年2月開設の地下1階地上5階建てが新築されました。
公共施設ビルの明確なコンセプトはわかりませんが、施設完成設計図(画像)を見ると地球温暖化、都心のヒートアイランド、災害対策、コスト削減などに配慮されていることが伺えます。
昼・夜休みなく塗装内部で温度調節をする熱交換塗料を採用していただきました。懸念するチョーキング現象の有無による表面劣化や大気汚染の汚れを雨水で除く親水性塗料としての効果も発揮されます。
開設後4年を経過しました。4年でチョーキング現象は見られません。塗装の長寿命化によって今後のメンテナンスコスト削減に大きな期待が生まれます。
地球温暖化・ヒートアイランドに貢献
建物の耐震化、屋上の緑化、太陽光パネル設置、壁面の熱交換塗料、地下に雨水槽・防火水槽、備蓄倉庫などに配慮した建物です。
懸念される直下型地震に耐える耐震構造、都心のヒートアイランドに貢献する屋上の緑化、壁面の熱交換塗料の効果などが生かされ、自然エネルギーの太陽光パネルを設置、雨水を貯めて散水に利用と災害に備えて防火水槽、備蓄倉庫も備え地域の避難場所としての広域利用の拠点場所にもなっています。