ハウスメーカーの建物として27年間の風雪に耐えた屋根、外壁は薄汚れていました。お客様に色のシュミレーションボードを作成し、実証されている温度変化が2℃~4℃程度軽減されることの予測で熱交換塗料をご提案させていただきました。
・一番熱い8月を選んで施工前と施工後の温度変化を確認!
お客様のご協力もあって実証の数値を検証することができ
ました。
屋根の塗装
壁の塗装
熱交換塗料「タフコート」の検証結果
熱交換塗料の施工前、施工後の温度変化
熱交換塗料タフコートの塗装施工前から施工以降の温度測定をしたところ下記の結果となりました。
平成27年8月10日から14日施工 大阪府高槻市
- 2階廊下の温度は測定表から見られるように熱交換塗料の施工前は36度前後でしたが施工を始めてからは(12日以降)温度が31.6度を超えた日が有りません。
- 2階ロフト部も施工前は平均40度を越えていましたが施工後は平均33.5度になっています。
- 8月は後半に晴れの日が続いて温度が上がり、外気温と2階廊下の温度差は10度以上差が出ている日が多い。
- グラフで見られるように曇りや雨の日は外気温・ロフト・2階廊下の温度差は殆ど出ませんでした。
- グラフ・測定表には全体を通して外気温よりロフトの温度の方が高い数値が出ています。理由として外気温は晴れたり曇ったり、また風が吹くので温度は上下します。ロフトはスレート屋根が熱せられて温度が上がり、じかにロフトに伝わります。しかしロフト内では熱の出てゆく所が無いため温度は上がったままになるからだと推測されます。2階廊下が暑いのはロフトの熱が2階に下りてくることで2階廊下の室温を上げてしまう事が原因の1つだと考えられます塗装以外に2階の部屋の開口部全て(窓・はき出し窓)のカーテンを遮熱と断熱カーテンに取り替えています。
予想以上の結果にお客様から喜んでいただきました。