2018 G20サミット アルゼンチン開催
2008年のリーマンショックによって緊急に開かれた世界主要20ヵ国の首脳が毎年集って世界経済、財務を中心とした会合が開催されています。
急激に変化する経済社会に対応するため、議論して宣言が採択されています。
今年は自国第一主義を唱えるトランプ大統領と一帯一路を掲げて覇権を争う中国との経済大国の関税合戦による世界経済への影響が中心になりました。
会合で米中の貿易戦争のエスカレートを90日間延期することで調整されました。
関税合戦が互いの国だけでなく他国へも影響が表れ懸念が表明されています。
写真で見るように昨年の議長国ドイツのメルケル首相(移民政策で揺れるドイツ)の赤いジャケットの姿がありません。これからも英国のEU離脱など様々な問題が山積しています。
来年は日本(2019 G20サミット大阪)が議長国として厳しい対応も予測されます。2019年6月28日~29日(大阪インテック 南港見本市会場))に開催されます。
G20サミット大阪開催が決まりました。
2019年度(6月末~7月初め)に日本で開催されるG20
(世界主要20か国首脳会議)を政府は大阪に決めました。1999年から各国財務大臣・中央銀行総裁会会議が2008年の金融危機から各国首脳が集まるサミットとして開催されるようになりました。今年はアルゼンチンで開催されます。
最近の報道では福岡市が有力という情報があり、商業都市として繁栄してきた大阪の復活が膨らんできました。
大阪市は大阪オリンピックなど誘致にも失敗してきました。東京一極集中に疲弊する大阪の活力を再現する一歩になることを願っています。立候補している2度目の大阪万博の決定にも大きな力となると期待します。
G20サミット会場 インテックス大阪(大阪市)
会場予定地は大阪国際見本市会場(インテックス大阪)に決まり、30年以上前に移転開場した建物を一部改修して実施するようです。経済成長のときは繁栄した展示場も、東京の幕張、晴海のイベント集客大きな格差が出ています。
この機会に新しい国際展示場と会議場としてリニューアルすることに期待します。
大阪には古くから商業、工業技術発祥の歴史が生まれた土壌があり、今も世界に誇る中小企業がたくさんあります。
観光客が絶賛する食文化の街としても栄えてきました。
関東の方面で多く利用されているオンリーワン製品を大阪に!
大阪の中小企業で開発されたザ・オンリーワン製品の活用は、関東や海外にも広がっています。しかし、開発の地・大阪での拡がりが一歩遅れています。
大阪発展の機会をとらえ、官民合わせた多くのネットワークの広がりを活かして、PRを重ねてまいりたいと願っています。