2025年大阪・関西万博の開催地「夢洲」から見る大阪湾誕生の歴史があります。紀元元年(2000年前)の頃、日本の統治の歴史を刻んだ大和の国(王朝)大和川の上流奈良明日香に位置します。大阪湾は水上交易の重要な役目を担ったと思われます。大和王朝が支配していた4~5世紀の頃、応神天皇・仁徳天皇・履中天皇の古墳時代が百舌鳥・古市古墳時代を築いています。瀬戸内海~大阪湾~河内平野(河内湖)と淀川・大和川と上町台地(上町断層帯)が商都大阪の歴史を造ってきました。淀川・大和川が築いた河内平野(河内湖)の湿地帯を古墳時代に仁徳天皇などが祭りごと(政治)を一時期大坂に移し治水工事などを指示しています。戦国時代に豊臣秀吉が大阪城築城(1597年)によって大坂で武家統治しました。関ヶ原の戦い、大坂夏の陣・冬の陣を経て徳川幕府は江戸(東京)に政治の拠点を移しました。大坂は江戸時代に港湾・商業都市として繁栄しました。